ADHDがメンタルやられるのは無理もない

それにはいろいろな原因がありますが、例えば下記2点があります。

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①悩む材料の多さ
・障害に基づく欠点によるストレス
・高確率で患う二次障害によるストレス
・上記を改善する過程でのストレス

②見通しの弱さ
将来の見通しを立てて対策する力が弱いため、大量の上記の様な問題に圧倒されて、「もう無理…」となる。

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これらは避けて通れない道です。

たくさんのADHD当事者がこの壁にぶつかってきました。

だからどうするか？

僕はいろいろ考え続けてきて、今も考え続けているのですが、

「開き直る」

ことが大事だと思っています。

『変えられるものを変える勇気を、

変えられないものを受け入れる冷静さを、

そして両者を識別する知恵を与えたまえ』

これはアメリカの神学者、ラインホールド・ニーバーの祈りの言葉です。

僕たちにとって、変えられるものと変えられないものがあります。

変えられないもの、それは衝動性だったり、不注意だったり、多動だったり。

変えられるもの、それは認知の仕方だったり、技能的(専門技術や語学など)なものであったり。

変えられないものもあるけど、努力で変われるところもある。

変えられないものへの執着を捨て、前を向いて変えられるところを変える。 

とても単純なことですが、これこそが僕らにとって一番大事なことだと思います。